これさえ習得すれば!(ビシっ!!)
って感じのタイトルで今回の授業を始めたいと思います。
「話し方なんて別に覚えたくないよ…
それよりも、女子と仲良くなる方法とか出世術とか世の中を上手に生きる具体的な方法とかを教えてよ!!ふがー!!」
まあまあ、お気持ちはわかります。
落ち着いてください。
今になってなぜ「話し方」が重要なのか?
「話し方」で一体人生の何が変わるのか?
それでは、学んでいきましょう!!
なぜ話し方が重要なのか、説明させていただきます。
私たちの人生は、話し方によって劇的に変わることができます。
話すことはコミュニケーションの基礎であり、それが恋愛・仕事・家庭生活など、あらゆる面に影響を及ぼすからです。
つまり、話し方が適切でないと人間関係に摩擦や誤解が生じ、信頼関係のトラブルにつながることも少なくありません。
しかし、あなたが適切なコミュニケーションを取れば、人生は飛躍的に向上します。
喋ると言うことは恋愛術や仕事術の最強の武器です。
基本的な最強の武器を習得すること、忘れていませんか?
「ぐっ……….確かに。」
仕事術・勉強術・恋愛術などジャンル別の
小手先のテクニックばかりの本が世の中にたくさんあります。
しかし、ジャンル別のテクニックばかり学んでいたらはっきり言って時間の無駄です。
基本の、しかも最高の話し方をしっかり学んでいきましょ!
これは、あなたの一生の武器になること間違いなしです。
今回の参考文献はこちらです!
エグゼクティブ・スピーチコーチコミュニケーション・ストラテジストの岡本純子さんが書いた。
【世界最高の話し方 1000人以上の社長・企業幹部の話し方を変えた! 「伝説の家庭教師」が教える門外不出の50のルール】
あなたも思いましたよね?
長くない?
肩書き長くない?
何そのエグゼクティブ・スピーチコーチコミュニケーション・ストラテジストって?
ハイパーメディアクリエイターを軽く超えてきたけど。
大丈夫そ?って思いましたよね?
今、この記事を読んでくれている方は確実に噛んでますよね?(笑)
声に出して読んでいる人はいないと思いますが、脳内でも高確率で3回くらいは噛む肩書きですね。
3回も噛む肩書きの人が教える事ってなんか難しそう…てか、怪し!!
わかります!
でも、大丈夫です!
軽く経歴紹介させていただくと、なんとこの人は元々は新聞記者。
マサチューセッツ工科大学(世界1位)やケンブリッジ大学(世界5位)でコミュニケーションを勉強して世界のトップの人たちに「話し方」を教えている人なのです。
もう、逆らえないですよね!(笑)
より、勉強したい人は読んでみて下さい。
かなり、面白いです!!
何を言うか、ではない。
「何を言うか」ではなく、「聞いた人をどんな気持ちにさせるか」が大事。
つまり、相手がどのように感じるかを意識したコミュニケーションが重要です。
いきなり、金言がでてしまいました。
人は時間が経つと具体的に何を話したかは忘れます。
ですが、どんな気持ちにさせられたか?は、
覚えているそうです。
つまり、コミュニケーションの際は相手がどんな気持ちになるかを重視するべきなのです。
こんな会話が日常にありませんか?
例:「この前〇〇さんとお茶したけどすごく楽しかった!」
例:「この間〇〇部長と飲んだけどしんどかった!」
そう、意外にも何を話したかは二の次で感情が1番印象に残るのです。
つまり、ゴールは相手の気持ちを素敵orポジティブな状態にすると言うことです。
教官ではなく共感へ
時代は教官→共感の時代になってます。
例えば、少し前だとAppleのスティーブ・ジョブスなど独創的で天才的なプレゼンテーションの話し方で聴衆を魅了しました。
近年の主流なリーダーであるティムクック(現Apple CEO)やサティア・ナデラ(現Microsoft CEO)などは、
より共感的なプレゼンをするリーダーだと言われています。
感情 「I」ではなく「WE」
ここまでの話を踏まえて、聞き手に共感する事はわかりましたね。
でも、長年のくせは意識しないとなかなか抜けません。
小学校や中学校の時の作文で「私は〜」「僕は〜」って書きましたよね?
英語圏でも単語で一番使用される単語は「I」だそうです。
そうです、共感することが大事とわかっても私たちは共感してほしいのです。
だからプレゼンテーションでも自分がどんなにすごい人間か説明してからプレゼンに入る人も少なくありません。
でも、大事なのは「I」ではなく「We」です。
「共感して欲しいマインド」→「共感してますよマインド」に変換する事を意識しましょう。
大事なのは、「一緒に歩こう、わかる、怖いよね、大丈夫。」この意識です。
情報より物語
人に何か話す時に、ついつい情報を詰め込みガチではありませんか?
私たちは不安になると、「情報」というマシンガンを乱射してしまします。
「あ〜!!!バン!バン!バン!」
知識テロリストです。
まるで、恐怖に駆られて闇に銃弾を撃ち込む映画のワンシーンです。
例:「○○があって〇〇になって〇〇が〇〇の〜」なんて情報の羅列って眠くなりますよね。
箇条書きで話されても困りますよね。
でも、物語はどうでしょう?
物語は聞きたいし観たいし読みたいですよね?
ネットフリックスなんかは「寝不足になっちゃうけど、もう少し見ちゃお〜」って思いますよね。
ハリウッド映画も韓国ドラマも夜ふかししてしまうのはなぜか?
そう、物語だからなのです!
「今日は6話までって思ってたけど、7話までみちゃおう!完全に夜ふかし決定!次の日も仕事だけど、見ちゃお!」
っていう現象は物語が原因です。
勉強はすぐに寝てしまうのに、映画や本なら集中できる!
そうです。
話すときも物語(ストーリー)で話せばいいのです。
物語は人間の一番の大好物なんです。
【重要】秒で作れる物語のレシピ
はいはい、物語が大事なのはわかりました。
しかし、「私(僕)には面白い物語りなんてないんです」
「平々凡々と平和に生きてきた私には、人に話せる物語なんてあるわけないんです!」
あなたの心の声聞こえてきます。
わかります。
難しいですよね?
そんな、あなたには物語のクックパット。
秒で作れる物語のレシピ教えます!
画面メモの準備はよろしいでしょうか?
例① Before:「私、とても貧しかったんです。兄弟で多摩川の河川の野草をとって暮らしていました」
(へ〜)
After:「でも、今はシャンパンが並んでいるプライベートジェットに乗ってます!」
(えっ?なんで??どうして?)
気づき:「気づいたんです…仮想通貨のすごさに!」
(知りたい!教えてぇ〜!!)
極端だと思った人も多いかもしれません。でも、こんな話聞いた事ありませんか?
例② Before:「いじめられていたんです、ママ母とその娘たちに。ボコボコにいじめられていたんです。」
(へ〜)
After:「でも、今は国の王女やってます!」
(えっ?なんで??どうして?)
気づき:「気づいたんです…ガラスの靴のすごさに!」
(知りたい!教えてぇ〜!!)
そう、これがかの有名な「シンデレラ」ですよね。
いじめられて貧乏でボロボロでした→でも、勇気を出してお城のパーティー行こうと決めました!→そしたら、ドレスを貸してくれたり、応援してくれる人たちが沢山いました!→妖精が一夜だけ馬車とドレスを貸してくれた!→勇気出してよかった!→全国の女子が勇気もらえる→よし!家でじゃがりこ食べてないで私もパーティー行こう!って流れです。
つまり、この大事な法則
この法則で話す癖をつけましょう。
物語の時間は30秒!
上記の法則で10分20分話せてもいいですが、難しいんですよ。
まずは、30秒。
例:「私ものすごく英語が下手だったんです、もうオール1」
(へ〜)
「でも、今カナダで暮らしてる」
(え?どうやって?)
「教科書の勉強やめて、海外ドラマ見始めたの」
(なるほど!そうなんだ!
これ30秒で話せますよね?
これは、商品紹介などにも使えます。
例えば頑丈なヘルメットを紹介したいとき。
例:「みなさん日本は地震大国で怖いですよね〜、上からものが落ちてきたりとか」
(確かに)
「でも、大丈夫です」
(え?なんで?)
「このヘルメットめちゃめちゃ頑丈です」
(なるほど!)
これも30秒で話せますよね?
シンプルで伝わりやすい切り口を言ってから商品説明に入った方がスマートですよね?
1番大事なのは、リアクションの確認!
まずは見て聞いてください。
大事なリアクションの相槌聞こえてますか?
大事リアクションは
あ行とは行のリアクションをもらってください。
これはプレゼンで最も重要です。
納得のリアクション「あ〜!」とか「うんうん」とか「はぁ、なるほど」とか
不満のリアクション「ふ〜ん」「う〜ん」とか、しっかり見てください。
でないと、聞き手を置いていきます。
これを見てないと「リアクションと話がバッティングする現象」に陥ります。
リアクションを無視するスピーキングマシンになってしてしまいます。
こういう人いますよね?
これは絶対にダメです。
なので聞き手のリアクションをしっかり待ってから話を進めましょう!
お餅つきをイメージしてくださいお餅をつく人とこねる人の呼吸があっていないと美味しいお餅は作れません。
『相槌』っていうのは話手と聞き手の呼吸があってるかの確認作業です。
絶対に聞き手の相槌を確認してから話を進めましょう!
最も大事なのは『目線を合わせること』
著者は言います。
『話してる時の7割は聞き手と目を合わせてください』
いますよね。
プレゼンテーションの時に原稿にずっと目を落としている人。
たまにしか、顔を上に向かない人。
ロボットみたいに右から左に「じーっと」見る人。
黒板をずっと見ていて、たまに生徒を見る先生。
「緊張する人は虚空の一点を見つめて話てください。」とか、「スーツのネクタイ辺りを見ながら話てください。」とか
アドバイスありますが、ダメです。
『必ず、聞き手の一人一人と目を合してください』
これが、とても重要です。
しかし、先のコロナで「リモートでの仕事でZOOM会議」などが普及されて、最近の働き方はオンライン会議で同じ空間にいないので、目線が合わないなんて人も多いのではないでしょうか?
思い切ってカメラをもう一台買ってUSBに繋いで、画面上の聞き手の前に置いてみてください。
これでアイコンタクトがしっかりできます。
前半のまとめ
いや〜前半の授業おもしろかったですね!
なるほど!なるほど!の連続でした。
もっと知りたくないですか?
こんなに「なるほど!」をくれる先生にもっと教えて欲しいですよね?
次回、後半は世界最高の話し方「論理」と「技術」から授業を始めていきます!
世の中で有名な「結論」から話すは本当なのか?
真実はそうじゃないのか?!
皆さんはこの前半の授業を実践して見てください!
行動あるのみです!
前半の授業を身につけて後半に臨めばもう無敵!
それでは、授業後半でお会いしましょう!
早く知りたい人はこちらをチェック!
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