「たった10分でわかる!ワイン初心者がとりあえず知っておくべきこと」

はじめに

ワインは世界中で愛されている飲み物と同時に人類史の中でも特別な存在です。
そして、ワインの世界は深く、初めての人には少し難しく感じられるかも知れません。

この記事では、ワイン初心者が知っておくべき基本情報を10分で学ぶことができます。

たった10分この記事を読んでいただけるだけで、
今まで友人から「ちょっとワインでも買ってきてよ」の軽い一言に悩まなくなります

さあ、グラスを準備して、ワインの旅を始めましょう!

今回の参考文献はこちらです!↓

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1. ワインの種類を知ろう

ワインには大きく分けて3つの種類があります。

  • 赤ワイン(Red Wine) : 赤い色をしており、重くてフルボディのものが多いです。赤ワインは赤いブドウから作られます。
  • 白ワイン(White Wine) : 透明または淡黄色で、軽やかでフレッシュな味わいが特徴です。白ワインは白いブドウから作られますが、時折赤いブドウの皮を取り込んで作られることもあります。
  • ロゼワイン(Rose Wine) : ピンク色をしており、赤ワインと白ワインの間の味わいです。赤いブドウを使用しますが、皮を短時間接触させないため、色が淡くなります。

以上、3種類あるとわかったら4種類の王道(ベタ)を飲んでみましょう!

赤の王道
1. ボルドー(産地):重め
2. ブルゴーニュ(産地)
:軽め

白の王道
3. シャブリ(産地):スッキリ
4. リースリング(品種):甘め

これだけ、覚えるだけでもワインの楽しみ方がだいぶ広がりますよね?
ただただ、赤か?白か?ロゼか?で選んでいたのが選び方の基準が生まれてくるのではないでしょうか!

「ワイン買ってきてよ」の無茶っぶりに対して、
「赤なら重め?軽め?白ならスッキリ?甘め?どれがいい?」ってより細かく返答できます。

2. ラベル

ワインのラベルには重要な情報が書かれています。

  • 生産地: ワインの品質や特性に大きく影響します。
  • ブドウの品種: 使用されているブドウの種類。これがワインの風味に影響します。
  • ヴィンテージ: ブドウが収穫された年。気候条件によって様々な味わいが楽しめます。
  • アルコール度数:ワインの強さを示します。

以上の知識を踏まえて、まずは旧世界新世界のラベルの違いを覚えましょう。

簡単に説明すると、旧世界(ヨーロッパ)ワインのラベルは分かりにくい傾向にあります。
逆に新世界(ヨーロッパ以外)のワインのラベルはわかりやすいです。

ワイン売場で上記の特徴を意識して眺めるといいでしょう。

まず、チリ、カルフォルニア、オーストラリアなど新世界のワインから見ます。
新世界のワインは単一(1種類の品種で作っている)のワインがほとんどなので品種がラベルにしっかり記載されていることが多いのですので、好みの味を選びましょう。

赤ならカベルネ・ソーヴィニヨンメルロー白ならシャルドネソーヴィニヨン・ブランが使われたワインを選んでおけばたいてい外すことはなく、わかりやすい美味しいワインに当たります。

次は新世界よりややこしい旧世界のワインです。
こちらは品種よりも産地が重要で、おまけに野球の1軍2軍3軍のようにより格上か格下かという階級も存在します。

代表的なのはフランスワインのAOCという階級制度です。

難しいのきた〜!って思った人がほとんどかと思います。
しかし、全然難しい事はありません。
安心してください。

AOCとは?

Appellation(あぺらしおん)d’Origine(どりじーぬ)Controlee(こんとろーれ)

このAOCOのどりじーぬの箇所に、地域名が入ってきます。

例1:Appellation(あぺらしおん)Bordeaux(ぼるどー)Controlee(こんとろーれ)
と書いてある場合はボルドー地方全体で栽培されているぶどうを集めて、使っていることになります。

例2:Appellation(あぺらしおん)Medoc(めどっく)Controlee(こんとろーれ)
この場合はボルドー地方の中にあるメドック地区に限定したぶどうを使っているワインということになり、より高級なものという事になります。

例3:Appellation(あぺらしおん)Margaux(まるごー)Controlee(こんとろーれ)
さらに、この場合はボルドー地方の中にあるメドック地区のさらにその中にあるマルゴー村に限定したぶどうを使っているワインということになり、より高級なものという事になります。

日本で例えると例1から順番に関東地方、東京都、中央区、銀座ということになります。
このようにより地域が限定されている方が格上という考え方がフランスワインの価値を見分ける特徴になります。

3. 正しい温度で保管する

ワインは正しい温度で保管する事が大切です。
基本的に赤でも白でも保管は冷蔵庫の野菜室でOKです。

  • 赤ワイン:室温か、少し低めの温度(16-18℃)で飲むのが一般的です。なので、飲む10分前くらいに出しましょう
  • 白ワイン:よく冷やして(8-12℃)飲むのがおすすめです。飲む直前に取り出しましょう
  • ロゼワイン:白ワインと同様に、よく冷やして飲みます。

いろいろありますが、美味しければいいので、白ワインのオンザロックや赤ワインのレンチンのホットワインもおすすめです。

4. ワインのペアリング(食べ合わせ)

ワインは料理と一緒に楽しむことが多いです。
一般的なルールとしては、赤ワインは赤肉と、白ワインは魚や鶏肉と合わせることが多いです。

わからなくなったら、似たような色の食べ物なら基本合います。
また、味が似てたり、味が反対のものも合います。
例:ペッパーチキン+ペッパー風味の赤ワインしょっぱいチーズ+甘口白ワイン(リースリング)など

5. グラスの選び方

ワインを楽しむためのグラス選びが超重要です。
一般的に、赤ワインは広い口のグラス、白ワインは狭い口のグラスを選ぶと良いでしょう。

1. なるべく大きくて
2. うすはり
3. 鼻がすっぽり入るもの

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6. テイスティングの基本

ワインを味わう際には、見た目、香り、味の3つの要素に注目します。

  • 見た目:ワインの色と透明度を確認します。
  • 香り: ワインを軽く振って香りを眺め、その香りを楽しみます。
  • : 一口飲んで、ワインが口の中で広がる味わいを感じます。
  1. ワインを注ぐときは少し高い位置から、ジョボジョボ音を立てて注ぎます。(グラスの3/1程度)
  2. 光に透かして、ワインの色を眺めます。
  3. ゆっくり回して香りを嗅ぎます。(ゆっくり!)
  4. ワインの液体を舌全体にひろげます

8. 定番の産地ワイン

世界には多くの産地ワインがありますが、初心者におすすめの産地は次の通りです。

【旧世界】      【新世界】
1. フランス      1. アメリカ
2. イタリア      2. チリ
3. スペイン 3. オーストラリア
4. ドイツ       4. ニュージーランド
           5. 中国
6. 日本  

特徴を簡単に説明すると、新世界のワインは単一と言って、一つの品種のみ使用して作ったワインです
旧世界ワインは色々な品種をブレンドしているものが多く、複雑な味になってます

最初は新世界ワインの単一のものを飲んで、ぶどうの品種ごとの味を舌に覚えさせる事をおすすめします。
新世界のワインはリーズナブルで美味しいものが多いので無理なくワインの勉強ができます

9. ワイン用語を覚えよう

ワインを楽しむ際によく使われる用語をいくつか覚えておいて、さらにワインが楽になります。
たとえば、「ボディ」はワインの重さを、「タンニン」はワインの渋みを表します。

10. 自分の好みのワインを見つける

ワインは数え切れないほどの種類があります。
様々なワインを試しながら、自分好みのワインを見つけていくのが一番の楽しみ方です。
友達とワインをシェアしたり、ワインの試飲会に参加するのこちらもおすすめです

目次

番外編

ワインのイベントに参加する

世界中で様々なワインイベントやワインフェスティバルが開催されています。これらのイベントに参加することで、多くのワインを試飲することができ、ワインの知識を深めることができます。楽しく交流、新しいワインやワイン産地について学ぶことができます。

自宅でワインテイスティングパーティー

友人や家族を呼んで、自宅でワインテイスティングパーティーを開いて、ワインを素晴らしい方法です。それぞれが異なるワインを持ち寄り、みんなで共有しながら味わうことで、多くのワインを一度楽しむことができますます。


自分だけのワインノートを作成する

ワインを飲むたびに、その特徴や自分の感想を記録してワインノートを作成するのはいかがでしょうか。
これにより、自分の好みや興味を持ったワインを振り返ることができます。

ワインは、日本の経営者たちも虜にしている。ここでは、有名なワイン好きの日本人経営者を3人紹介しよう

ワインの魅力にはまった日本のトップ経営者たち

出井伸之氏

ソニー株式会社元会長の出井伸之氏は、ソムリエ・ドヌール(名誉ソムリエ)の称号を持つほどの有名なワイン好きだ。他にも楽天グループ株式会社創業者CEOの三木谷浩史氏など「ソムリエ・ドヌール」の称号を持つ経営者は多く見られる。出井氏は「ワインはコミュニケーションツールだ」といい、ワインがきっかけとなった楽しい出会いは今でも鮮明に記憶しているそうだ。

出井氏は、まだ若かったころにフランス勤務の経験があり、その際現地でワインの魅力にひかれたという。その際、ワインを通してフランスという国を理解していき、さらにワインの魅力にはまっていったそうだ。

辻本憲三氏

株式会社カプコン代表取締役会長兼最高経営責任者(CEO)の辻本憲三氏も米国出張時にワインの魅力に気づいた経営者の一人だ。ワインにハマりにハマって、ついには米国のナパバレーにワイナリーを建造するほど情熱を傾けている。ワインの品質にもこだわり、ぶどう栽培から始まるワイン醸造の全工程をワイナリー内で完結する優良な「エステイトボトル」を名乗れるようになった。

藤田晋氏

株式会社サイバーエージェント代表執行役員の藤田晋氏は、ワイン専用のインスタグラムアカウントを持つほどのワイン好きだ。経営者仲間や取引先との付き合いでワインに開眼した藤田氏は、社員のモチベーション向上のために高級ワインを振る舞い、人心掌握に役立てているという。ワイン専用のインスタグラムには、マニア垂涎のレアワインや高級ワインの画像とともに率直な感想が淡々と述べられている。

感想とともに語られる内容には、藤田氏のものの見方がにじみ出ているため、ワイン好きだけでなく経営者の間でも話題になっているという。

おわりに

この記事は、初心者がワインを楽しむための基本的な知識を提供します。

あなたが自信を持ってワインを選び、テイスティングを楽しむための情報が把握されています。

さあ、あなたのワインの冒険がこれから始まります。
素敵なワイン体験を持つことができるように、常に新しいことに挑戦して、ワインに対する情熱を大切にしてください。

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